天然の抗菌物質プロポリス
プロポリスは天然の抗菌物質として知られています。
ミツバチは巣の出入り口に植物の樹脂・樹液と自らの酵素を混ぜ合わせて固めたものがプロポリスです。
非常に強く高い抗菌力を持つことから「天然の抗菌物質」として呼ばれているのです。
ミツバチがなぜプロポリスを作り出すのかというと、巣内部での雑菌・細菌の繁殖を防ぐためにだと考えられています。
抗菌力は産地によって違う
プロポリスの抗菌力はミツバチが自生する地域によって異なると言われています。
特にブラジルで作られるプロポリスは他原産国のものと比較するとより抗菌力に優れているとされており、1.5倍程度の抗菌・殺菌力を持つという説もあります。
ブラジルは高温多湿の自然環境でこれはミツバチにとって非常に過酷な環境だとも言えます。
これに対抗する為に、ブラジルに生息するミツバチ(アフリカナイズドミツバチ)はより強力なプロポリスを作り出すのです。
巣の内部が常に清潔に整えられている理由
巣の内部が常に清潔に整えられている理由は、プロポリスによる要因が大きいと言えます。
ミツバチは巣の出入りをする際に、体をプロポリスにこすりつけて雑菌・細菌を滅菌することで巣内部に侵入しないような仕組みづくりをしているのです。
グリーン系は抗菌力の強さでも優れている
グリーンプロポリスはプロポリスの王様と呼ばれていますが、含有成分だけではなく抗菌面でも優れています。
グリーンプロポリスはブラジルのミナスジェライス州などの一部地域でのみ採集することが可能です。
基本的には世界で採集されているプロポリスはブラウン系のものが多いですが、グリーン系はブラジルでのみ採取することが出来るのです。