ミツバチが作るものは?
ミツバチが作るものはプロポリス以外にも数多くつくられます。
代表的なものは「はちみつ」や「ローヤルゼリー」でしょう。
今回はミツバチが作り出す蜂産品について見ていきましょう。
はちみつ
はちみつはミツバチが作り出す蜂産品の中でも最も人気と知名度が高いものです。
栄養価的にも優れており、高い抗菌力を持つことでも知られています。
近年はマヌカハニーなどをはじめとした、ブランド化された抗菌力が強力なタイプのハチミツが人気です。
喉ケアなどに非常に役立つと言えるでしょう。
調味料としても利用できますし、そのまま食べる事も出来、優れた蜂産品の1つです。
ローヤルゼリー
ローヤルゼリーはミツバチが作り出すものの中でも特殊なタイプのものです。
はちみつは働き蜂などの多くのミツバチが食べる為の餌として作られています。
しかし、ローヤルゼリーに関してはミツバチの中でも女王蜂や女王蜂候補となる幼虫のみに与えられる特殊な餌です。
ローヤルゼリーを摂取している関係か、女王蜂は一般的な働き蜂よりも数倍の寿命を持つとされています。
ビーポーレン
ビーポーレンはミツバチの非常食として作られるものです。
花粉を団子状に固めたもので、栄養価が高いことで知られています。
基本的にミツバチは蜂蜜を食べて生活しますが、ハチミツを作れない冬の期間は予め貯蜜していたハチミツを食べます。
しかし、蜜が足りなくなった場合などはビーポーレンを食べて食料不足に対処するのです。
プロポリス
プロポリスは上で紹介した3つの蜂産品とは全く用途が異なった蜂産品となります。
これまで紹介したものはミツバチが「餌」として作りだしているものですが、プロポリスの場合は「物質」として作り出しています。
プロポリスは巣の出入り口に塗り固められており、高い抗菌力を持ちます。
ミツバチは食べる目的ではプロポリスを作らずに、雑菌から自分たちの身を守る為に作るのです。